前回の記事でつわりについて書きましたが、今回はつわりの種類について書きたいと思います。
一般的に吐きづわりのことをつわりと呼んでいると思っていましたが、つわりには食べづわり、吐きづわり、眠りづわり、よだれづわりなどがあるんです。
つわりのひどさも個人差が
食べていないと気持ち悪い!
食べづわりは食べていないと気持ちが悪くなるものです。一定間隔で野菜やおにぎりなどを食べたりして、気持ち悪いのを乗り越えるらしいのですが、これが大変らしいです。
ガムで凌げるときもあるらしいですが、やっぱりちゃんと物を食べている感じがないと気持ち悪さが改善されなかったそうです。
なので、知り合いの人は電車で移動しているときなどでもプチトマトを携帯して食べていたそうです。
お菓子などでも気持ち悪いのが良くなるらしいですが、もちろん太りやすくなります(笑) しかも糖分の摂り過ぎは、妊娠糖尿病などにも繋がりかねませんから、お菓子はたま~に食べる程度に限ります。
毎日食べるならやっぱり野菜や海藻類をおすすめします。これを食べていけばお肌の調子も良くなりそうですし☆
つわりがおさまるまで体重管理が難しいとは思いますが、食べづわりの方は野菜をたくさん食べて乗り切って下さい!
体験した吐きづわり
つわりがはじまった頃、まだ「ちょっと胃の辺りがむかむかする」程度だった私は、結構つわりを甘く見ていました。
胃のむかむかは日を追うごとに気持ち悪くなり、食べ物を口にしても、数分後には「う……」と戻してしまう。それでも、戻す量は少量で、食べた量>戻す量を数日は保てていました。
けれども、数日経つと食べた量=戻す量になってしまいました。赤ちゃんの為にも自分の体の為にも、何か食べようと探してみても、食べれるのはゼリーなどの限られたものを少量程度。
ちょっとこれはまずいかも、と体重計に乗ったら初診のときよりも体重が減っていました。
「先生、今って体重減っても赤ちゃんは問題ないんですか?」
「大丈夫。赤ちゃんはお母さんの栄養をちゃんと摂っているものだから。でも体重が減りすぎるのは母体的によくないから、5kg以上減ったと思ったら、いちおう健診じゃなくても病院に来てください」
と、先生に訊いてみたら、そのような答えが返ってきました。
お母さんの体には今まで蓄えていた栄養があるうえに、まだ赤ちゃんも小さくて、育つための栄養量をたくさん必要としていないので、多少の体重減少は問題がないそうです。
けれども、急激に体重が減ったり、5kg以上減った場合には、内臓器官が衰弱したりする妊娠悪阻になってしまうので、体重はしっかりチェックしていきましょう。
眠いのもつわりの症状かも
妊娠してから寝ても寝てもまだ眠い、と思うことがあります。しっかり睡眠はとっているはずなのに、それでも眠い。
妊娠を経験した多くの人が、同じような眠気を妊娠初期頃に感じています。
けれども、眠りづわりの人は、眠気が妊娠後期まで続くこともあるらしいです。
妊娠初期の眠りづわりが起きるのは、受精卵がおなかの中で日々大きくなることで、お母さんのエネルギーが消費されているので、自然と眠気が起きやすくなるそうです。
それが眠りづわりだと昼間などに、急に睡魔に襲われたりすることもあります。車を運転していたり、仕事をしているときに眠気が来ることもあります。
対策としては、適度な運動がおすすめです。体を動かしていれば多少気が紛れますし、ストレッチなどを今から習慣づけておけば、
また、気分をすっきりさせてくれるミント系のタブレットは、眠りづわりの気分もすっきりさせてくれるので、持ち歩いているととても役立ちます。
よだれづわりはペットボトル必須
よだれづわりは、口の中がよだれでいっぱいになってしまうものですが、あまり知られていないと思います。
私も実際よだれづわりの事はよく知りませんでした。まわりにもよだれづわりの方はいなかったのですが、ネットなどで調べてみると、かなり辛そうです。
このつわりは、常によだれが口の中に溜まってしまうので、ペットボトルなどにそのよだれを出したりします。
通常よだれは常に口の中にありますが、それが倍以上の量でずっと口の中にあったら、全部吐き出したくなりますよね。
よだれづわりは食べづわりのように、アメやガムを食べたりして、気を紛らわせる対策法もあります。
食事の時もよだれが混じって気持ち悪くなってしまう人もいますが、水を飲むのもだめな人も出てきてしまいます。けれども、水分だけはしっかり取らないと体も持ちませんので、よだれづわりの人は水分を飲むときには一気に飲むのではなく、ちょっとずつ飲むのがいいそうです。
まとめ
以上が4つのつわりの症状などでしたが、どのつわりになっても辛さは同じだと思いました。
つわりの時期は本当に辛かったですが、つわりは赤ちゃんがおかあさんに
「わたしがここにいるよ~。だからあまり無理して動かないでね」
とサインを出しているとも言われるものです。つわりの時期は特に体を大事にして、赤ちゃんを安心させてあげてくださいね。