この度三度目の妊娠をしましたが、稽留流産となってしまいました。
あと二回稽留流産に関わる記事となります。
同じような経験をされて辛い方、不安なことがあって検索中の方、不快に思われる方もいるかと思いますが、予めご了承ください。
胞状奇胎の疑い
一卵性の可能性
妊娠6週目のときにきちんと妊娠しているかどうかの確認をしてもらうために病院へ行きました。
内診とエコーをしてもらうと、胎嚢は子宮内にあって子宮外妊娠ではないということで、まずは一安心していました。
その後、お医者さんは「エコーを見ながらちょっと説明しますね」と言いながらモニターを見せてくれました。
お医者さんからは出血と思われる部分があることをまず説明されました。
そして胎嚢を指さして、「これがたぶん赤ちゃんです。この赤ちゃんのところに線があるのが見えますか? こういう風になっていると一卵性双生児なことが多いです」と説明されました。
このまま妊娠が継続していると、双子の出産の場合は低体重児で生まれてくることが多いため、お世話になっている総合病院にはないNICUという設備がある病院に転院することを言われました。
この一卵性と思われていた部分が後に胞状奇胎の疑いに変わってきます。
出血と思われたのが胎嚢だった
妊娠8週目に当たる健診で、先生から「前回から出血と思えていた方に卵黄嚢が見えます。こちらが赤ちゃんのようです……」と衝撃の一言が。
確かにもやもやとはっきりとしないエコー画像では見えにくいけれど、何となく大きめの卵黄嚢が見えました。
ここで赤ちゃんだと思っていた部分がはっきりと映っているのは、もしかしたら胞状奇胎かもしれないと説明がありました。
すでにこの時点で卵黄嚢が大きく心拍が確認できない、赤ちゃんは小さな小さな丸いままなこともあったため、お医者さんの中では流産だろうと思っていたと思います。
そして胞状奇胎は絨毛ガンというものに移行する可能性がある物だという説明もあり、「まだ可能性があるかもしれない中で、こんなに急に手術の日取りを話すのも申し訳ないですけれども」と手術の予定日を決めました。
赤ちゃんが流産となってしまう可能性に加え、絨毛ガンに移行するか知れないという話を聞いて、家に帰ってから心配事が膨らんでいきました。
胞状奇胎か確かめるには
胞状奇胎はエコーだけで判断できるものではありません。
血液検査で調べられるようですが、私がかかった病院では掻把手術で子宮内容物を摘出した後、細胞検査をして胞状奇胎かどうか決まるとのことでした。
私の場合は手術後、「いちおう私が見た感じでは、胞状奇胎と思われるものは見当たりませんでした」と先生に言われて少し安心しました。
かかった病院での細胞検査結果は、結果が出るまで1週間以上かかったので、手術から2週間後の術後の健診と一緒に聞くことになりました。
幸いにも細胞検査の結果は胞状奇胎ではなく、術後の経過も良かったので、生理を二回見送ったら避妊をしなくてもいいとのことでした!
まとめ
胞状奇胎は妊娠しなければ起こらない病気です。
赤ちゃんが欲しくて妊娠した結果、がんに転移するかもしれないという話を聞いたら、どうしようという不安な気持ちでいっぱいになってしまいました。
けれども、もし胞状奇胎だとしても早期発見早期対処をすることによって、治療期間も短くなるかもしれません。
私は続けて流産をしてしまいましたが、次こそ妊娠出産できるよう体調を整えて過ごしていきたいと思います。