妊娠中期(16w0d)に入ると、辛かったつわりから解放される人が続出します。胎盤も完成して、赤ちゃんはへその緒から栄養をどんどんもらって大きくなる時期でもあるので、おなかが目立ちはじめたりします。そして大きくなった赤ちゃんの胎動が感じられるようになるのも5か月頃からです。
胎動を感じるのは人それぞれ
胎動を感じるとき
よく胎動を感じやすい人は脂肪の付き具合が少ない、やせ気味の人といわれました。
それと安静にしていたり、毎日ゆっくり横になる時間がもてている人は、横になっているときに胎動がわかることがあるそうです。
私もはじめて胎動を感じられたのは、横になっているときでした。ちなみに寝転がるときは、横向きではなく仰向けの方がよくわかりますよ。
でも、最初に胎動がどのような感じかわからなくて、「これって胎動? それともおなかが動いているだけ?」と迷ってしまいました。
ママ友と話してみて、最初に胎動を感じたときの感想で一番多かったのが、“胃のあたりがポコポコいっている感じ“でした。
胎動は赤ちゃんがある程度大きくなって、動き回る力が強くなったことで感じられるようになるものです。
胎動を感じるまで個人差があって、「20週なのに、胎動がまだわからない」と平均より遅いと心配になりますが、もう少しすれば嫌と言うほど胎動を感じられるので、焦らず楽しみにしていてください。
胎動の個人差は結構ある
私は一般的に平均的な体型(だと思っている)ので、初産婦だし胎動がわかるのは平均的な18週頃かもしれいな~と、うきうきしていました。
しかし、妊娠15週になった日の事。何だかおなかの中で空気が動いている感じがしました。
でも、週数を数えてみても、まだ18週まで3週間もあるし、食べたものを消化しているんだろうと思っていました。
つわりもやっと終わりそうな雰囲気の頃だったので、内臓なども本調子に戻るために動いている……と布団に入っても考えていましたが、そんな気もしない。
あれ? これってまさか胎動なの? 早過ぎじゃない? 思わず不安になっておなかに手を当ててみましたが、さすがにわかりませんでした。
自分だけが感じているので、病院に行っても「胎動が分かるのは、まだ早いと思うんだけど」と言われました。でも、赤ちゃんはエコーで見ると、ジャンプでもしているような動きを見せてくれていました(笑)
なので、「これが胎動なんだ!!」 と自分の中で答えを出して、前にもまして話しかけるようになりました。
妊娠がわかってから、もうすでにつけている人もいるかもしれませんが、赤ちゃんに胎児名をつけると、話しかけるのもスムーズになりますよ。
胎児名をつけてみる
妊娠がわかってから、赤ちゃんに語りかけたりしていますか? 語りかけるときに名前があると呼びやすいですよね。
我が家では私が勝手に“チビ”と呼んでいて、それが旦那さんにも定着しました。
名前は産まれてからつけるとして、おなかにいる間の赤ちゃんの呼び名を“胎児名”と言います。
最初にエコーで見たのが豆のようだったので、“マメちゃん”と呼んだり、赤ちゃんのあをとって“あーちゃん”と呼んだり、名前は何だっていいんです。
知り合いには「たぶんオーストラリアに行ったときの子だから、コアラちゃん」と呼んでいる人もいました。
どんな名前にしても、名前を呼びかける度にどんどん愛情がわいてきます。名前を呼びながらおなかに語りかけることで、赤ちゃんも「自分に話しかけてくれている」と嬉しくなると思います。
今後名づけで話し合う練習にもなると思うので、旦那さんと胎児名を考えてみてくださいね。
まとめ
「まだ胎動がわからない。赤ちゃん大丈夫なのかな」
「胎動が激し過ぎる気がするけど、これって普通なのかな」
妊娠中に参考書を見ると、どうしても比べてしまって不安になります。でも、これは一例。これが全てじゃない。おなかの中の赤ちゃんは、この子なりのペースで育ってくれている! と考えてあげてください。
読んでいる本だけが全てじゃないですし、たまたまその本には同じような状況が載っていないだけかもしれません。
むしろ、妊娠中にまったく同じような事例が載っていることの方が、少ないかもしれません。
まわりにはたくさんの情報がありますが、妊娠してみると、赤ちゃんのペースで育つのを感じてあげるのが大事だと思いました。