妊娠糖尿病が決定して、内科のお医者さんと食事療法で対応していくことになったら、栄養士さんからの食事についての指導を受けます。
白米やパンなどを食べる量を減らす、と聞いてちょっと憂鬱でしたが、栄養士さんのアドバイスをもらって、食事療法生活スタートです!
まずは食事の摂り方を見直す
血糖値があがるのは食後!
食事療法をはじめる前に、まず血糖値がどうすると上がりやすいのか指導を受けました。
血糖値は健康な人だと大体70~130㎎/dの間を変動しているものだそうです。
血糖値が高くなるのは食事を摂って、炭水化物が吸収されてブドウ糖になるからです。
血糖値の数値は食後ゆっくりと下がっていき、また食事を摂ってある程度上がって、そこからゆっくり下がっていくくり返しです。
この血糖値が上がるときには、一気に上がるよりもゆっくり上がった方が体にいいです。
急に血糖血があがる原因の一つは、食事の早食いです。運動で急に走り出すのが危険なように、血糖値の急上昇も体に負担がかかります。
血糖値がゆっくり上がっていくようにするには、ものをよく噛んで食べること。
ものをよく噛んで食べることは、少しずつ炭水化物を摂取することで、急な血糖値の上昇も抑えられますし、満腹感も得られます。
なので、食事治療中はものをよく噛んで食べることを意識するように言われました。
これが習慣化すれば、産後もダイエットができると聞いて、やる気も上がりましたよ(笑)
食事リズムはなるべく正しく
次に栄養士さんから聞かれたのが、食事を摂っている時間についてでした。
我が家は夫が自営業の為、ごはんを食べる時間は毎日同じくらいの時間です! と答えられませんでした。
特に夕飯は食べている時間がばらついていました。
夕方にお客さんと会う約束があるから、今日の夕飯は一回家に戻れそうな6時。
午後は仕事詰だったけど、もうすぐ帰れそうだから、と連絡をもらったときは8時過ぎ。
下手したら9時過ぎに夕飯を食べている日もありました。9時過ぎの夕ご飯だと、12時にお昼ごはんを食べただけではそれまで持たないので、おやつとしてお菓子や菓子パンをいくつかつまんでいたりしました。
けれども、これを聞いた栄養士さんから、食事療法をするので、しばらく今まで食べていたようなおやつは抜きにしましょうね、と言われました(泣)
栄養士さん曰く、食事を摂った後ゆるやかに下がっている血糖値なのに、その途中でおやつを食べたりして糖質を摂ってしまうと、血糖値が下がりきる時間がないのです。
むしろ下がっている最中に糖質を摂ることで、さらにそこから高い数値へ上がってしまい、通常よりも下がりにくい状態になってしまいます。
食事療法をしても高血糖になっていたら、インスリン注射が必要となります。
自分で注射を打つのが怖いビビりなので、インスリン注射を避けるためにもおやつは封印することに。
食事と食事の時間が長過ぎてつい間食してしまいがちだったので、3食を毎日大体同じくらいの時間に食べれるように気を付けるようになりました。
規則正しい食生活のリズムが身に着けば、間食をするのを我慢するのが楽になりますよ。
食後には運動を
血糖値を急に上がるのを防ぐ方法の一つに、食後の運動を進められました。
妊娠してから適度な運動を、と思って買い物に行ったりお散歩に行ったりはしていたんですが、運動時間は基本食事前。
食後はゆっくり休みたいし、後片付けなどをしていると一仕事終えた気分になって、つい読書をはじめたりしてしまっていました。
ですが、この運動を食後に変えるだけで血糖値を緩やかに下げることができます。
運動をするのは食後15分くらいからがベストだと教わりました。
朝と昼は食後の散歩にも行きやすいので、近所の公園や駅前まで散歩して、気分転換にもなります。
けれども、夜は何かあった時に怖いのと冬は体が冷えるのが嫌だったので、散歩以外の運動として、家事を夜のうちに行ったり、低い台を用意して昇降運動をしていました。
幸いなことに、運動すれば体重管理もしやすくなります。妊娠糖尿病前は「太りすぎたら怒られるかも」とビクビクしていた体重ですが、毎日に適度な運動をすることで、体重の増加は緩やかになります。
毎日運動してそのままうまくいけば、出産直後には出産前と同じ体重になるかも⁉
妊娠糖尿病でなくても、そんな風に思って運動をしてみるのも大切です。
まとめ
血糖値が上がる理由を知った時に、すぐに「菓子パンとかおやつにしてるけど、これってだめかな」と考えていた私(笑)。
菓子パンは糖質の塊でもあるので、もちろん止めることになりました。
次回は1日○キロカロリーまで食べていいのかなどを書いていきたいと思います!