妊娠糖尿病の食事療法にも慣れてきたころ、産婦人科の先生にも内科の先生にも「この調子で出産まで頑張りましょう!」と言われていました。
でも、妊娠8か月目に他には順調に進んでいると思った妊娠生活に、早産へ繋がりそうな事態が起こっていました。
早産から赤ちゃんを守るために
子宮頸管の長さ
妊娠8か月頃、いつものように妊婦健診をしているときに、お医者さんから「子宮頸管が少し短くなってきちゃっているね。あまり動き回らないようにしてね」と言われました。
え? 子宮頸管って何? 聞きなれていない言葉に首をかしげました。
子宮頸管とは、出産のときに赤ちゃんが出てくる管の部分の事です。
今までの健診での経腟エコーをしているときに、子宮頸管の長さも見てもらっていたようです。
子宮頸管の平均の長さはだいたい40㎜だそうですが、私がお医者さんから動き回らないように言われたのが、32㎜でした。
この長さが短くなっていくと、緊急の場合は即入院になることもあります。
妊娠中以降になると、おなかの張りなどで短くなってしまうこともあるので、中期以降は子宮頸管の長さに特に注意が必要です。
けれども、入院の指示が出る子宮頸管の長さは病院によって違うので、子宮頸管が短くなっていると聞いたら、どれくらい短くなったら入院するのか、安静はどれくらいの程度なら動いていいのか、などをしっかり聞いておきましょう。
安静ってどこまで動いていいもの?
お医者さんからあまり動き回らないように、と言われたので、私は食事後の散歩の時間を短くしました。
注意を受ける前よりも運動時間を減らしているので、これで大丈夫かな? と思っていましたが、次の健診で子宮頸管は28㎜くらいに短くなっていました。
それを見たお医者さんに「前回よりも短くなっているので、しばらく自宅で安静にしていてください。薬も処方しますね」とすっぱり言われました。
今度は注意ではなく、自宅安静とのことでしたが、自宅安静って家にいればいいのかな? なんて最初は思いました。
けれども、処方されたウテメリンについてネットで調べてみたら、一緒に出てくる自宅安静について、早産についての記事にびっくりしました。
慌てて病院に確認したところ、お医者さんから「なるだけ買い物もいかないようにして、自宅で横になっているようにしてください」と言われ、その日から布団の上で過ごすように心がけてみました。
病院によって、「安静」具合が違いますが、自宅安静と言われたら、いつでも横になれる生活をしてください。
できれば、食事とトイレ・入浴など以外は寝ているのが一番安心です。
安静中の買い物は、ネットスーパーなどを駆使していきましょうね。
横になっている時間の活用
安静にしている、とは言っても横になっているだけで、元気なことには変わりないです。
なので、何か寝ている状態でもできることはないかと探したりしていました。
よく聞いたのが、赤ちゃんの為のおもちゃやよだれ掛け作り。編み物などもおすすめらしいですが、私はそんなにたくさん作ることはしなかったです(汗)
むしろ本を読んだり、ネットを見たりしていることが多かったです。テレビでもよかったのですが、ネットの方が妊娠中の情報を見られたり、産後の準備としてネットショッピングができたのでよかったです。
電子書籍サイト【ConTenDo|コンテン堂】
本だとこういった↑電子書籍もあって便利ですよね。ハードカバーの本だと持っているのが辛くなったりするので、これならスマホで楽々ですね。
あとはDSなどのゲームで遊んでみたりしました。育成ゲームなどはハマる人はハマると思いますが、ゲームのやり過ぎには注意してください(笑)
まとめ
せっかく食事療法と運動でうまくいっていた血糖値が、子宮頸管が短くなったことで運動があまりできなくなりました。
けれども、子宮頸管が短くなってしまって早産の危険が高くなることに比べたら、より食事療法をしっかりするようになりました。
妊娠中は何が起こるかわかりません。不安もありますが、無事に出産を終えた今では「頑張って本当によかった」と思えます。
妊娠後期は産まれてくる赤ちゃんのことを思いながら、新しい生活の準備も忘れずに♪