胎児心拍低下で緊急帝王切開をしたMさん

入院中に知り合った方は、私と同じく帝王切開での出産の方もいます。

けれども、予定帝王切開ではなかったので、出産後傷の痛みにしばらく苦しんでいました。

今回はこんな出産になることもあるという参考に、同室だった方がどのような出産を迎えたのかをご紹介します。

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緊急帝王切開で心の準備が追い付かず

臨月の妊婦健診でそろそろ赤ちゃんが下りてきていると言われて

同室になった方――Mさんは、臨月の妊婦健診を受けたときに、「赤ちゃんも降りてきているので、もうそろそろ生まれるかもしれません」と言われていたそうです。

Mさんは今回の妊娠で3人目の出産となるので、おしるし・破水・陣痛が来たら進みがはやい可能性があるので、ドキドキしていたとのこと。

しかし、診察を終えて家に帰って、子どもたちの相手をしつつ家事をしていると、少しおなかが張ったかな? という感覚があったそうです。

健診でももうそろそろ生まれるかもしれないと言われていたので、ここ数日位で生まれるかもと思いつつ、その日は家事を済まして子どもたちの相手をしたのです。

突然の出血 普通分娩の準備へ

家で家事をしていると、やっぱり張りが強い感じがして「もしかして……」と思ったそうですが、感覚も遠く「やっぱり違うかもと」考えて過ごしたらしいです。

そして、そんな考えの中家を普通に歩いていると、突然の出血が⁉

おしるしか⁉ と思ったけれど、量がおしるしより多い気がして、咄嗟に上の子たちを見ていてもらうために実家に連絡したそうです。

夜7時位だったので、すぐに実家から両親が駆けつけ上の子たちは父親に見ていてもらい、Mさんは母親と病院へ。

分娩室に通してもらい診察をしてもらいましたが、子宮口はそこまで開いておらず、促進剤を使うことになったそうです。

陣痛~胎児心拍低下で緊急帝王切開へ

子宮口は開き切っていませんでしたが、陣痛は起きたのでこれで出産となると思ったMさん。

しかし、お医者さんたちがにわかに真剣な顔でモニターを見たりしているのが気になったそうです。

何かあったんだろうかと心配していたら、「赤ちゃんの心拍が落ちてきていますので、帝王切開で出してあげましょう」とお医者さんから説明されました。

陣痛も起きていて、上の子たちと同じように普通分娩で出産すると思っていたでの、Mさんはびっくりしましたが赤ちゃんを助けるため。

緊急帝王切開の説明・同意書などにサインをして、そのまま手術室へ移動したそうです。

無事赤ちゃんは産まれてくれましたが、あれよあれよと帝王切開になったので、術後の痛みに驚いたようです。

このように出産には何が起こるかわかりませんが、赤ちゃんが無事に産まれてくれてよかったです。

まとめ

陣痛の痛みに耐え、帝王切開の傷の痛みに耐える……産前産後両方の痛みに耐えなければいけないパターンはとても辛いですよね。

Mさんとは時間は違いましたが同じ日に手術をしていたので、翌日同室の私が歩いているというのも聞いて「痛くないの? 私は歩くのはまだ無理」と思っていたそうです。

痛みの感じ方は人それぞれと言いますが、やっぱり一度帝王切開の痛みを知っているだけに、私には「術後は痛いもの! 痛いもの!」という意識がありました。

なので、最初からものすごく痛いと想像しておけば、もしかしたら痛みの感じ方も変わるのかもしれませんね。

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