帝王切開後の点滴

今回は出産後の入院生活で受けた、点滴のご紹介(笑)

経腟分娩の人は点滴を付けたりしていませんでしたが、帝王切開を経験した人には点滴必須です。

なぜ点滴を受ける必要があるのかを書いていきます☆

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手術当日から6種類の点滴をする

水分・カロリーの補給

帝王切開当日から手術の翌々日まで、体に必要な水分・電解質(塩分等)・カロリーを補給する点滴を、3日間合計で10本受けました。

まず、手術当日に、ビカネイトというものとヴィーンというものを2種類。

おなかを切るにあたって、お水も飲まずに挑みましたし、出産後は水を飲むどころじゃないくらい眠くて寝ていたので、そりゃあ水分・カロリーが必要になるよな~と、次の日傷の痛みに耐えながらそんなことを思っていました。

でも、点滴なんて寝ていればすぐに終わるから、別にいいじゃんと思う方もいるかもしれません。

点滴自体はすぐに終わっても、また次の点滴をすぐにするようなので、針は手首の辺りに刺したままなんです。

一回一回入れ直されるのも嫌ですが、針を刺しっぱなしにしていると途中で抜けたりして痛くないかとか、トイレに行くときに邪魔だなぁとか思うこともありました。

けれども、それを我慢した分4日間点滴を耐え抜いたときの解放感は嬉しかったです(笑)

体の調子を元に戻すとはいえ、点滴を早く外したい思いはすごくありました(笑)

血栓塞栓症予防

手術後に打っていたのが、血液が固まるのを防いでくれる注射薬です。

手術後にほとんど眠って過ごしていましたので、体は全く動かしません。

そうすると、いつも流れていた血液の流れが遅くなってしまい、血が固まりやすくなってしまうというのです。

体の中で血が固まってしまうと、深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症という病気になってしまいます。

血栓塞栓症なんて聞くと何だか難しいものだととらえてしまいがちですが、一度は聞いたことのあると思うエコノミー症候群もこのことらしいです。

つまり帝王切開をしていなくても、長時間同じ体制をしている場合には起こりやすいものなんです。

それを解消してくれるためのこの点滴は、手術後2日目まで打っていましたが、内診で問題なければ3日目以降には必要にならないものでした。

感染症予防

帝王切開後の傷口から感染症が起こらないようにするために、抗生物質も打っていました。

手術当日から4日間受けたのは、セフェム系の抗生物質(ごめんなさん、名前がちゃんとわからないです(+_+))。

帝王切開には感染症のリスクが付いてきます。

縫合部分に最近が入ってしまったりして、傷口をもう一度開いて縫合し直した知り合いもいます。

感染症になった場合、術後に発熱したりして気が付いたりするらしいのですが、もう一度手術するのは怖いので、内診をしてくれたお医者さんや、部屋を見て回ってくれていた看護士さんに「傷口大丈夫ですかね?」と何度も聞いてしまいました。

退院後、娘の1か月健診と一緒に、私も切開した部分を診てもらってきましたが、幸い感染症の兆しもなく、今も過ごせていて一安心しています。

けれども、退院後に体の異変を感じた場合は、すぐに病院に掛かってくださいね。

まとめ

帝王切開するのに抗生剤などの点滴を受けるとは思っていましたが、実際には意外に多くてびっくりしました。

入院中に投薬する薬も上記のようにいくつかあるので、その薬の副作用等が気になる人は、入院前に病院側に確認しておいた方が安心できると思いますよ。

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