妊娠糖尿病だった私は、今では子育てに追われて辛かった食事制限を忘れかけることも。
けれども、出産後に症状が治ったとしても、妊娠糖尿病だった人は血糖値が上がり過ぎないように、日々気を付けたほうがよさそうです。
今回は妊娠糖尿病だった人の、産後の日常生活の注意ポイントを書きます!
治ったからと言って気を抜かない!
低血糖を起こすことがある
妊娠糖尿病だったママは授乳のときに低血糖を起こすことがあるそうです。
授乳しているときに授乳100mlの量に対して約80㎉消費するそうです。今まで授乳することで栄養は赤ちゃんに行っているのはわかっていましたが、80㎉も消費しているとは知りませんでした。
普通に歩くのを20分しないと消費されないカロリー量が、授乳にも必要なんです。
これを見たら母乳を中心にしてあげていたときに、おなかがよく空いていたのも納得しました(笑)
病院での栄養指導でも、産後の摂取カロリーは妊娠前+500㎉と言われていましたが、漠然としたイメージのまま3食食事をしてしまっていたので、今更ながら反省です。
授乳はカロリーを消費するので、ママがおなかを空かせている状態(血糖が低い状態)のまま授乳をすると、低血糖になりやすいようです。
血糖値が低くなってしまう低血糖は、糖分を摂取することで症状が改善されることもありますので、それを防ぐためには授乳前におやつを食べておくといいと思います。
栄養士さんには、母乳も良く出るようになるらしいお米を勧められたので、小さい俵結びのおにぎりなどを作って授乳前に食べるといいかもしれません。
こういったおやつなどについても、血糖値が不安な方は栄養士さんに訊いてから試してみてくださいね。
食事内容を見直す
産後の食事で気を付けることは、まず妊娠中と同じようにカルシウム・鉄・ビタミンなどが不足しないようにします。
もちろん野菜をたくさん摂るようにもします! そして大事なのが水分です。
母乳メインで育てている方は、根菜類の野菜もしっかり食べてみてくださいね。
根菜類は母乳の分泌をよくしてくれるらしいんです。あとお米も食べると母乳がよく出やすくなると栄養士さんに言われました。
思い返してみると出産後の入院食でも根菜類はよく煮物などで出ていましたし、お米もママによっては残す人もいるくらい出してくれていましたね。
なので子育て中は大好きなお米も食べれて幸せなです(笑)
その他に、野菜を食べる中で積極的に摂りたいものは葉物の野菜です。葉物野菜は母乳をサラサラにしてくれるらしいですよ。
妊娠中は根菜を少なく摂るようにしていましたが、産後は母乳の為にも根菜がたくさん摂れるけんちん汁などを食べるのもいいと思いました。
もちろん妊娠糖尿病ではなくなったからと言って、お菓子の解禁で食べすぎないようにします(泣)
食事療法を忘れない
出産後ははじめての育児に追われて、たぶん自分の食事がおざなりになってしまうことがあると思います。
現に私がそうなる事もありました(笑)
どうしても産後は赤ちゃん優先になってしまいがちで、自分のごはんはおかずを作るのが面倒くさいからおにぎりだけでいいやなんてことも。
でもそれじゃだめなんですよね。妊娠中に学んだ食事の摂り方をした方が、いいとわかっているので、途中から食生活を立て直しました!
今は野菜から食べて汁物を食べて、主食、お米を食べる順番にして、お菓子を食べる量も自分で限度を決めて、食べすぎないように心がけています。
またこの食べ方に慣れておけば、次に妊娠できたときに血糖値が急に上がらないようにすることができると思いますからね。
皆さんもできれば食事療法を出産後も続けていきましょうね!
まとめ
産後は難れない育児で本当にばたついていました。
でも、まだ2か月くらい経つと母乳やミルクの感覚もわかってきますし、赤ちゃんのいる生活にも慣れてきます。
私のように食事のリズムが乱れたり、自分のごはんだけを作るのが面倒臭くなったりしても、2,3か月頃に立て直せればたぶん大丈夫です。
今後、血糖値で悩まされることが少しでも減るように、産後も食べ物には気を付けていきます!
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