妊娠糖尿病が胎児にもたらす影響の一つに、巨大児というものがあります。
巨大児とは具体的にどのようなことか私もきちんとは知りませんでした。
今回はそんな巨大児についてです。
妊娠糖尿病だと巨大児になりやすい?
巨大児とは
妊娠糖尿病になって、胎児に起こるかもしれない色々なことの説明を受けていました。
その中の一つに巨大児というものも含まれていましたが、大きな赤ちゃんになってしまうことだろう、と漠然としたイメージしか持っていませんでした。
具体的な数字としては、産まれたときの体重が4,000g以上ある赤ちゃんのことで、体が大きいこと以外異常が見られない赤ちゃんが、巨大児と呼ばれます。
巨大児は遺伝が原因で生まれることもあるそうです。
または妊娠糖尿病などになった母体の血糖コントロール不良の場合にみられたりするそうです。
妊娠糖尿病が原因で巨大児になった胎児は、出征後に心不全症などさまざまな症状を発症する可能性があるらしいので、気を付けて血糖値をコントロールしていきましょう。
妊娠糖尿病の場合赤ちゃんに栄養がいきすぎる場合も
妊娠糖尿病の場合は、胎児にブドウ糖が多く運ばれてインスリンの量が増え、その影響で巨大児になると考えられているそうです。
分娩前に巨大児の可能性が出てきたときは、今の血糖値の管理方法が適切に行われているか再検討をしたり、母体の合併症の確認などをします。
食事療法で血糖値をコントロールしている場合、はっきりとした数字で血糖値を管理していないので、不安ですよね。
なので、できる事ならばそういった心配事を減らすためにも、食事療法で治療中の方は甘いものの誘惑に負けないようにしてください。
私も甘い誘惑に負けることもありましたが、幸い娘は元気に産まれてくれました。
出産してから「実はけっこう怖いこともたくさんあった……」と思ったりしますが、気づけたことで次の妊娠のときには絶対に気を付けようと思えています。
巨大児になった場合
胎児が巨大児になった場合、まず難産になるだろうなということはイメージが付きやすいかと思います。
ただ、その難産は出産時に赤ちゃんの頭だけ出たけれど、肩が産道につかえてお産が進まない「肩甲難産」というものだそうです。
胎児の頭は産道を出るために、頭の骨の合わせ目をずらして重ねて出てきます。
けれども大きくなった体の、とくに肩はずらしたりすることもできずに、使えてしまいやすいそうです。
そうなってしまうと子宮頸管の破裂、会陰切開、長時間にわたる分娩で赤ちゃんに酸素がいきわたらない、などの危険があります。
私の場合は、伸長が150センチほどで小柄なため看護士さんに、もし巨大児になったら難産だからね! 気を付けようね! と心配もされましたが、何とか血糖値も食事管理で乗り越えられてよかったです。
まとめ
私の体型的に、巨大児になったら難産間違いなしだったかもしれません。
出産まで頑張ってくれた赤ちゃんがするりと出て来てくれるためにも、血糖値のコントロールはしっかり行っていきたいところですね。
一つずつの心配事を減らしていき、今妊娠されている方々が無事出産されることを願います☆
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