妊娠後期になると、もうおなかはかなりの大きさです。
妊娠前までは睡眠に悩まされたことのなかった人も、後期頃になると寝るのが大変になることもあります。
そんな妊娠後期の眠りのことについて書いていきたいと思います。
妊娠後期は睡眠時間が短くなる?
仰向けで眠れなくなる
皆さんねるときにはどんな体制で寝ていますか?
私は妊娠前から上を向いて寝ることはなく、基本的には横向きのまま眠っていました。
しかも寝るときに、「左を下にしていたら逆子が治るかもって言われたから、なるべく左を下にして寝よう」と意識しておくと、朝起きても左側を下にして眠れていたりもします。
そんな私ですが、妊娠中はおなかが大きくなってきても仰向けに寝転ぶことがありました。
その理由が仰向けに寝転ぶと、胎動がわかりやすいとママ友に教えてもらったからです☆
けれども、おなかの赤ちゃんは起きているときは元気いっぱい動き回るので、ある程度大きくなった頃には、むしろ仰向けになるのが厳しくなってきました。
しかも仰向けになっていると、おなかも張りやすくなるらしいので注意が必要です。
それに妊娠後期の大きくなったおなかを上にして寝ると、重力で重く感じて寝苦しくなります。
なので、睡眠も浅くなりやすいらしく、熟睡しにくくなるので、妊娠後期になったら意識的に仰向けは避けるようにするのをおすすめします。
妊婦の味方、シムスのポーズ
シムスのポーズは母親学級や病院で教えてもらったかと思います。
このシムスのポーズは、おなかが張ったときとかにこのポーズで休むと楽だと聞いていましたが、寝るときにも役に立ちます。
おなかが床についているため、重さをそれほど感じませんし、両手足もゆっくりできる!
でも、楽なポーズだなぁ、なんて妊娠中は思っていましたが、これは妊娠中だけでなく出産後でも楽なポーズでした(笑)
そして、それは赤ちゃんにも通じるところがあるらしく、娘が生後7か月になった頃にうつぶせになっておもちゃで遊んでいると、途中で疲れたのかおもちゃを掴んだままシムスのポーズで寝ていました!
赤ちゃんの場合窒息の危険があるので、すぐに仰向けに替えましたが、それ以来腕の上に頭を乗せて寝転がっていたりします。
妊娠していないときでも、大人でも子どもでもシムスのポーズをしてみると、案外寝れますよ~。
抱き枕の威力
妊娠してから読んだ本で、「出産のときや出産後も授乳クッションとして使える抱き枕」というものを見つけました。
それは妊娠中に抱き枕として使用して、持って眠ると安眠しやすい!とうたい文句もありましたね。
えー、そんなのなくても大丈夫だよ。と思って私はとくに購入はしていませんでしたが、つわりの頃にちょっと大きめのぬいぐるみを抱き枕代わりにしていました(笑)
別にどうしても必要というわけではないのですが、抱きかかえているとなんだか安心できる気がして、つわり特有の気持ち悪いときには、ぬいぐるみをしっかり抱えて寝ていました。
何かにつかまったりしていることで安心しやすくなるのかもしれませんね。
市販の抱き枕を買ったママ友に使い心地を聞いてみましたが、使っているとやっぱりリラックスできる人が多いみたいです。
そしてその抱き枕は、出産のときに痛みを逃すために分娩室にも持ち込む人もいるとか。
ママ友は抱き枕を授乳用クッションとして使って重宝したらしいですが、持っていると場所を取るので、それが困るといっていました。
出産を目前にすると、ついあれもこれもと購入してしまいがちになるので、行動も気持ちもあわてぎないように過ごしてください。
胎動で眠れない
妊娠初期の頃には「今、赤ちゃん動いたかな?」と神経を集中しないとわかりづらかった胎動も、妊娠後期では嫌というほどわかると思います。
赤ちゃんはおなかのなかで寝たり動いたりを繰り返し行っています。
例えお母さんが起きていても、赤ちゃんは眠っていることもあるし、当然その逆もあります。
なので、お母さんが夜寝るときに、思い切りおなかを蹴られたりして、場合によっては熟睡ができません。
そんなときは子守唄を歌ってあげたり、話しかけてみて、おとなしくなってもらいましょう(笑)
案外赤ちゃんもママの声を聴いて安心して寝てくれて、おかあさんも眠りやすくなるかもしれません。
また、お昼に赤ちゃんと一緒に眠っておけば、睡眠不足も解消できますよ。
出産後はなかなかゆっくり寝るることができなくなったりしますので、今のうちに睡眠を満喫しておいてください(笑)
まとめ
妊娠中の睡眠は色々と工夫しながらじゃないと、しっかり睡眠時間がとれないこともあります。
私の場合は、夜中に胎動で起こされることが度々ありました。
そんなときは赤ちゃんを思い浮かべて子守唄を歌いながら、寝落ちしていましたね(笑)
ママ友はリラクゼーションのCDなどを用意して、お母さんも赤ちゃんもリラックスできるようにしていたようです。
妊娠後期はしっかり休んで、出産への体力を温存しておきたいですね!